2016.11.28(月)

狼陛下の側近の花嫁 3

某SNSからの転載です。



前前回に拍手コメントを下さったくれは様、いつもありがとうございます✨
御返事書くところがないので今回はこちらで・・・(*´ω`)。
陛下はね・・・寂しくって堪らないし悋気凄いしでタイヘンですw
まだまだ陛下の苦悩の日々は続く・・・。
果たして、3週間無事に我慢できるのか!!?
私も何だか不安です。




☆ご注意!!☆

※この作品は李順の謀シリーズの 《謀の後始末》ラストif話 です。
※現在まだ未完です。
※あるイミ李順×夕鈴です。


上記ご納得の上で『続きを読む』をぽちって下さい。


【二次創作SS】【臨時妃設定】【黎翔×夕鈴】【シリアスではない】【謀の後始末if話】

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お妃教本片手にがっくりしている夕鈴を尻目に、李順はさっさと部屋の入り口まで行き、部屋の外を確かめた。
部屋の前の廊下には格子窓が有り、そこから見える向かいの屋根の上に浩大が姿を現し、半笑いでヒラヒラと手を振ってきた。

陛下はどうやら大人しく王宮へ帰った様だ。
李順は小さく頷くと、夕鈴の方へと向き直った。

「……では、他に質問が無ければ屋敷の中を案内しましょうか?」
「え、良いんですか!?」

思ってもいなかった言葉に、夕鈴は勢いよく顔を上げた。

「良いも何もここで暫く過ごして頂くのですから、一通り屋敷内の事を知って置いた方が良いでしょう?」
「わぁ!ありがとうございます♫
実は李順さんのお屋敷がどんな風なのか、気になってたんですよ!」

先程まで肩を落としていたのに、今はもう好奇心が抑えられない子供の様に眼を輝かせている。
余程楽しみらしい。

「……そうですか?ここはごく普通の屋敷ですけれど。」
「以前紅珠のお屋敷には行きましたけど……他の貴族の方のお家ってどんな風なんだろうってずっと興味があったんです!」
「大貴族である氾家のご令嬢の邸宅と一緒にしてもらっては困りますよ。敷地もあんなに広くありませんしね。」
「ええ〜!充分広いですよ、ここは!!ウチの何倍位かしら……。」

口に手を当てて真剣に考え込むその様子に思わず頬を緩ませた後、李順は夕鈴の眼を真っ直ぐに見つめた。

「では、夕花。
……今日から三週間、頼みましたよ?」

「はい!」






【王宮 狼陛下自室】


「で、どうだった?」


「え?お妃ちゃん??すっげぇ楽しそうにしてたよ?李順サンとこの調理場見た時なんて演技してるの忘れる程感動してたし。」

夕刻。
定期報告にやってきた浩大は、狼陛下のいつになく焦ったような口調に思わず笑顔で報告した。

「……そう。」

見るからに落ち込んでいる陛下。

まだ夕鈴が側近花嫁バイトに出た初日だというのにこんな状態になるなんて。
三週間、本当に大人しく待っていられるのだろうか・・・。


「・・・で?」


「へ・・・??で?とは?」
「夕鈴は他にどんな事を話していた?
・・・・李順とはどんな夫婦演技を?」
「」
「・・・どうした?順を追って行動と会話を事細かに報告せよ。」
「えっと、あー……、はぁ。」


陛下は……聡明な方だ。その上多忙でもある。
偵察で見たこと聞いたことをいちいち報告する時間もないし必要もない。
必要な1を伝えるだけで10の状況を把握できる、それが狼陛下だ。

なのに。
今は10も100も報告しろと言っている。
今までこんな事は一度もなかったのに・・・。



やっぱお妃ちゃんはスゲーな。


浩大は仕方なく、自分が見聞き出来た限りの全ての出来事を細かく報告し始めた。
│posted at 15:44:52│ コメント 0件
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