2017.02.27(月)

狼陛下の側近の花嫁 10

スマホでちまちま書いてたこの話、ようやく一話分出来ました。


え、どんなのか忘れた?

当然ですよ!!!(=゚ω゚)




☆ご注意!!☆
※この作品は李順の謀シリーズの 《謀の後始末》ラストif話 です。
※現在まだ未完です。
※あるイミ李順×夕鈴です。


上記ご納得の上で『続きを読む』をぽちって下さい。


【二次創作SS】【臨時妃設定】【黎翔×夕鈴】【シリアスではない】【謀の後始末if話】


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早朝

「それでは、夕花はあまり無理をしないように・・・。」
「はい、李順様もお気を付けて・・・行ってらっしゃいませ。」

少し不安げな夕花に、使用人たちが微笑みながら寄り添う。
李順はその様子を横目で確認しながら馬車に乗りこんだ。


昨日、早くに家に戻り夕鈴と夫婦演技をした甲斐あって、夕鈴が屋敷にやって来た時僅かに動揺してい使用人達も、すっかり夕花を女主人として受け入れたようだった。
そして飾職人。
これで数日中には李順の噂は本当だったと貴族中に広まるだろう。

後は・・・。
狼陛下に通常通り仕事をこなしてもらうだけだ。


「これが一番苦労するんですけどねェ・・・」

李順は馬車の中でぽつりと愚痴をこぼした。



「さあ、夕花様。
お部屋で少しお休みなさいませ。」

李順を見送った後、中々家に戻ろうとしない夕花に使用人が優しく声を掛けた。

「あ・・・ありがとうございます。」


・・・言えない。
純粋に気遣ってくれてる皆さんに、出された宿題が難問ばかりで部屋に戻りたくないなんて言えないッ!!


そう考えつつ弱弱しく返事をした夕鈴。
思わぬ形で使用人達に『病弱な婚約者』アピールが出来た。



【白陽国王宮 執務室】


李順が扉を開けると、そこにはまた早朝にも関わらず仏頂面で机に向かう陛下の姿があった。
「おはようございます、陛下。」
「ああ。」
じろりと一睨みして、すぐに書物へと視線を落とす。

ご機嫌は・・・すこぶる悪いようだ。
この状態で仕事を続けるつもりだろうか。
官吏たちが委縮して仕事のペースが格段に落ちる事は確実だ。

李順は仕方なく、夕鈴にお願いしておいた物を懐から取り出した。

「陛下、こちらを。」
「・・・なんだそれは。」
怪訝そうにまた睨みつけてくる陛下にため息交じりに答える。
「夕鈴殿から陛下への手が・・・」
最後まで言い切る前に差し出した手紙を狼陛下に奪われた。

「・・・。」
固まる李順をよそに、陛下はいそいそと夕鈴からの手紙を広げる。


夕鈴・・・



そこには、陛下の政務疲れを心配した労わりの言葉と、明日は夜食を差し入れしたいとの旨が優しく可愛らしい文章で書かれていた。

最後に、お仕事頑張って下さい、という言葉も忘れず。


「差し入れ・・・?」
陛下の口元がみるみる緩んでいく。
「明日の夕刻、夕鈴殿が自ら作ると話していましたが、如何いたしますか?」
「うん!今日でもいい位だよ!!」
先程の不機嫌極まりない表情とは打って変わって、満面の笑みで何度も頷くその様はまさに小犬。

小娘の差し入れ程度でこの姿。
やる気が出て本当に喜んで良いのか悪いのか・・・。

「・・・かしこまりました。
では夕鈴殿にそのようにお伝え致しましょう。」
「ああ。」

陛下はそう答え、姿勢を正して書類に目を通し始めたが、どこか浮ついて落ち着かない。

やがて。

「夕鈴の差し入れか~~。
・・・受け取りに行こうかなぁ。」

「ッッ陛下!!!」
緩み切った陛下のぼやきに、思わず声を荒げた。


「・・・冗談だ。」

そんな李順の様子を見て、ニヤリ、とどちらとも言えない不敵な笑みを浮かべる陛下。

李順は、いつもより胃の腑が重くなる感覚に囚われた。


│posted at 16:41:11│ コメント 8件
≫コメント 
待ってました~!

そして、絶妙の引きに李順さんと同じく胃の腑がキュッと囚われてしまいました(笑)
陛下、なかなか有言実行の人ですからねえ、ふふふ。

また、いつまでもお待ちしてます!
novello│URL│posted at 2017-02-27(Mon)16:57│編集
のべ様

コメントありがとうございます✨
って早!!!Σ(・ω・ノ)ノ

陛下もね、李順さんに良いように操られるハズがないですよね、きっと。
・・・陛下ですからw
ゆっくりまったり続き待ってて下さいませ~~♪
えぐち│URL│posted at 2017-02-27(Mon)17:07│編集
私も待ってましたー٩(ˊᗜˋ*)و
謀は着々と進んでるようなのに胃を痛める側近さんと単純な陛下の図が目に浮かぶようで楽しいです♪
首を長ーくして続きもお待ちしてます(´∇`)
まるねこ│URL│posted at 2017-02-27(Mon)18:35│編集
まるねこ様

こんばんわ!
待ってて下さってありがとうございます!!

そうなんですよね〜、なんだかんだで上手く行ってる…筈ですw
もう少し陛下には我慢して頂いて、話伸ばしたいと思います(。-_-。)
よろしくお願いします♫
えぐち│URL│posted at 2017-02-28(Tue)00:36│編集
このシリーズ楽しいです。面白いです。
しそ│URL│posted at 2017-02-28(Tue)06:30│編集
出だしのご挨拶に噴きました。天然で面白いのですね、そうですね。←

…そっか~夕鈴お勉強苦手だよね~~…居た堪れない←
リアに被り過ぎて全くもって居た堪れない!!ど~しよっかな~~~…。

こうして逃亡を図る受験生母。←
行│URL│posted at 2017-02-28(Tue)13:21│編集
しそ様

コメント&お褒めのお言葉ありがとうございます!!
ちょっと特殊なねつ造二次なんで、楽しんでもらえてると聞いてホッとしてます♪
えぐち│URL│posted at 2017-03-01(Wed)23:36│編集
受験生母様←

子供の事って自分はその場で助ける事も出来ないし、何とも言えない歯がゆさが精神的にキますよね;。
私自身受験らしい受験をしてないので、子供の受験コワイです~~(;´Д`)!!

行様も適度に息抜きしつつ、お子さんを応援して下さい~~!!!
えぐち│URL│posted at 2017-03-01(Wed)23:46│編集
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